読みは「フュー」。

Aunt SallyのボーカルだったPhewのソロ活動ネーム。
80年に、坂本龍一とのコラボ「終曲」を発表。そのためか、一般にはAunt Sally時代よりも認知度は上がったと思われる。
坂本龍一の演奏もPhewの個性を損なうことなく、良かった。しかし、作風はAunt Sally時代よりも更にディープに進化し、一般のロック・ポップスファンには理解することが難しい位置にまで行った感がある。その後はドイツにおいて、CANのHolger Czukayらのプロデュースでアルバム「Phew」を録音。PASSレコードから発売される。

1982年に一度、音楽活動を停止した後に、1986年に音楽活動再開。記録では、2001年までの音楽活動が記されている。


公式サイトではないが、Phewの年表がきわめて詳細に書かれているサイト。
http://home.catv.ne.jp/dd/phew/Pages/Phew.html



[当時を聴く方法]

デビューアルバム「終曲/うらはら」はアナログ盤なら貴重だろうか。「終曲/うらはら」も「Phew」もどちらもCDで再販されている。



▼ オススメは1981年のこのアルバム。
CANの元メンバー、コニー・フランク等によるプロデュースで、演奏構成はこの時代の最先。坂本龍一の前作よりも単純にカッコイイ。

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