▲これはデビューシングルの表ジャケット。(ホワイトマン/変なパーマネント)


当時のニューウェイブ、パンクユニットの中で、ルックス的にここまで強烈に格好良くなかったバンドは多分なかっただろう。
しかし、音楽的にはすでに独自のロック概念を持っており、その音楽性によって、根強いファンを持ち、その音楽性を次々と変えながら、非常に長い音楽活動を 続けることになる。このデビューシングルのB面の「変なパーマネント」は、私の高校時代の日本ロックのベスト10に入る個人的名曲。

蔦木栄一(兄)蔦木俊二(弟)の蔦木兄弟により結成され、1980年にPASSレコードよりデビューシングル「ホワイトマン/変なパーマネント」をリリース。ニューウェイブが言葉としてのブームとなっていたこともあって、一躍、人気バンドに。81年には初のアルバム「成り立つかな」を出す。

その後は蔦木兄弟以外のメンバーは変動しつつもコンスタントに音楽活動を続け、フレッド・フリス、ロル・コックスヒルといった前衛畑の外国人ミュージシャンたちと競演したり、レコードを出したりしている。

2003年に蔦木栄一が肝不全で亡くなったが、現在でも活動は継続している。

成り立つかな?

成り立つかな?