▲1983年の「天国注射の昼」でトリを努めた際のガーゼ。


1981年の新宿キモノマイハウス(このライブハウス自体も1980年代のロックシーンの伝説といえるかもしれない)での「消毒ギグ Vol.1」でのライブでのデビュー以来、一貫して日本のハードコアパンクシーンを牽引してきた日本ハードコア界最大の功労者であり、また現役のミュージシャンでもある。「消毒ギグ」は、ハードコア専門のギグで、1984年頃には主宰はガーゼとなり、紆余曲折ありながらも現在も途切れることなく続いている。(2006年度ではついにVol.140に突入した)



アメリカや韓国でのライブもこなし、日本でのハードコアでの第一人者であることは間違いなく、また、年代と共に「貫禄」のようなものも増してきていて、ここ数年のライブなどは昔にはなかった迫力を感じさせ、また音も非常に分厚くなった。
日本のハードコアの最盛期は1980年代後半くらいまでで、確かに現在では、ハードコアが盛り上がっているとは言えない状況だ。

しかし、そんな状況でも決してやめていないからこそ価値がある。
流行ではなく、ハードコアが彼らの信念と生き方そのものだと思うのである。
最新アルバムは「面を洗って出直して来い」。



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▼「GAUZE 20年記念ライブ」より。明らかに昔より迫力が増している。